友人のつてでチケットを譲って頂き、ピアニスト仲道郁代さんのコンサートに行ってきました。
「地域の皆さんに良い音楽を」といったコンセプトの通り、音楽好きの人なら誰もが一度は耳にしたことのあるような、超メジャーな曲を集めたプログラムでした。ベートーヴェンの3大ソナタから「悲愴」と「熱情」、ドビュッシーの「月の光」やアラベスク、そしてショパンのワルツ・バラード・ポロネーズなどです。
会場の音響なのか、ピアノの特性なのか、前半のプログラムは全体的にちょっとベールがかかったような音に聞こえて「あれ?」と思ったのですが、後半のドビュッシー・ショパンなどは前半に比べてクリアできれいな音でした。恐らく、前半を終えて弾き方を変えられたのでしょうか。ピアニストはホールや音響に合わせて弾き方を変えると聞いていましたが、やはり一流のピアニストは違うな、と感心しました。
曲の合間には、ピアノのことや曲のことについてのトークもあり、仲道さんの飾らない、ウィットに富んだお人柄も伺い知ることができました。土曜の午後の、とても楽しい一時でした。
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Cantabile (木曜日, 31 5月 2012 16:12)
楽しんでいただけたようでよかったです。
友人も音楽の好きなご家族にお譲りできて
とても喜んでいましたよ~
音の絵 (木曜日, 31 5月 2012 19:10)
Cantabileさま
おかげさまで楽しんできました。
どうもありがとうございました。
ご友人の方にもよろしくお伝えくださいね。